
書面に残すにあたって、何か注意点はある?
\ズバリ/

アドバイザー
1番揉める原因の一つとして、財産分与であるお金の問題をクリアにすることが大事です。
特に持ち家の問題で知らないと、
数百万円単位で損する可能性も・・・
後で後悔しないために
ぜひチェックしてみて下さい
離婚協議書と
公正証書の違いは?

公正証書であるかどうか
の違いはコチラ
| 離婚協議書 | 公正証書 | |
| 法的効力 | 合意内容の証拠にはなる | 裁判所の確定判決と 同じ法的効力 |
| 強制執行 | 強制執行できない (裁判必要) | 裁判なしで強制執行が可能 |
| 信頼性 | 紛失・改ざんのリスクあり | 公証役場で保管。 紛失・改ざんのリスクない |
1番大きな違いは、
「強制執行が可能かどうか」
です。

アドバイザー
もし、「養育費」や「財産分与の代償金」など、継続的な支払いを約束する場合、公正証書にすることをオススメします。
離婚協議書の書き方

離婚協議書には、
✅離婚の合意 ✅財産分与
✅養育費 ✅親権者 ✅面会交流
などについて記載します。

アドバイザー
基本的には、離婚協議書作成後の内容変更はできませんので、漏れがないようにしましょう。
初めに書くべき事
「タイトル・離婚の合意」
初めに、
タイトル「離婚協議書」と書く。
次に、離婚の合意として、
甲(夫)と乙(妻)は、本日、協議離婚することに合意し、下記の通り離婚協議書を取り交わした。
ここから後は、必要に応じて、
各項目を箇条書きにして書いていきます。
子供ありの場合
(親権・養育費・面会)

親権
親権とは、
✔︎未成年の子どもを育てる
✔︎管理する ✔︎法律的な代理をする
権利と義務のことです。
未成年の子〇〇(生年月日)の親権者を乙(妻)と定める。
養育費
養育費とは、
子供が経済的・社会的に自立するまでの間、
養育するためにかかる費用のこと。
甲は、未成年の子〇〇の養育費として、〇〇年〇月より、毎月〇万円を、翌月〇日限り、乙の指定する口座に振り込む方法により支払うものとする。
✔︎金額: 明確な金額を記載。裁判所の算定表を参考にしてもOK
✔︎支払期間: 何歳まで(例:満〇歳に達するまでなど)支払うのかを明確に。
✔︎支払方法: 振込先、振込日を具体的に記載。
面会交流
面会交流とは、
離婚して子供と離れて暮らす親と子供が会って遊んだり、
電話や文通をしたりして交流すること。
甲は、未成年の子〇〇と、月に〇回、〇時間程度、面会交流を行うものとし、具体的な日時、場所、方法については、子の福祉を最優先し、甲乙協議して定めるものとする。
離婚で1番揉める原因?
財産分与の書き方

そもそも財産分与とは、
夫婦が協力して築き上げた
財産を分け合うこと。
原則は、夫婦半分ずつ平等に。
財産分与になるものとしては、「結婚している間」に増えたお金や家、車、貯金などが対象

アドバイザー
結婚前に買った家や、親から貰った家やお金は、財産分与の対象にはなりませんので、注意が必要です。
何が財産分与の対象か?
を漏れなくリストアップする必要あり。
甲と乙は、以下の財産につき、財産分与としてそれぞれ取得することに合意した。
※以下、具体的な財産リストと取得者を明記
隠し財産に注意?
離婚成立後に、
新たな財産が発覚しても、
原則として
追加の財産分与を請求することは困難。
離婚前に
財産を調査することが重要!
財産の把握
➡︎預金通帳、保険証書、不動産登記簿謄本、源泉徴収票などを確認し、徹底的に財産を洗い出すことが重要。
価値の把握
➡︎不動産や有価証券など、時価が変動する財産は、離婚又は別居時のタイミングでの価値が、財産分与の基準。

アドバイザー
特に自宅の価値は大きいので、前もって価値を把握することをオススメします。
離婚協議書を書く前
忘れずチェック
【持ち家の価値を知る】

財産分与で
最も金額が大きいのが「持ち家」。
たとえ
一方の名義であっても
持ち家は財産分与の対象
❌婚姻中に片方が親から相続した不動産
❌離婚前だが別居後に取得した不動産
❌結婚する以前から所有していた不動産

アドバイザー
持ち家の価値を把握することで、書面にも記載できる準備をしておいて損はないです。
持ち家(住所:〇〇、)は、その評価額を〇〇円と定め、甲が取得するものとし、甲は乙に対し、財産分与の代償金として〇〇円を、〇〇年〇月〇日限り、乙の指定する口座に振り込む方法により支払う。
まずは持ち家が住宅ローン以上の価値があるのか?調べてみよう
持ち家の価値が
ローン残債より上回っている
(アンダーローン)
かどうかをチェック!


✅持ち家の価格が低い
➡︎住宅ローンが残る
✅持ち家の価値が高い
➡︎手元にお金が残る👍
家の価値 ー ローン残高 =
プラスの金額(財産分与の対象)
\つまり/
財産分与で損しないためには、
「持ち家の最高額を知る」
ことが重要です。
相手任せだと、
最高額を知らなかったり、
相手の言い値で損する可能性も・・・

持ち家の価値は
しっかり自分で調べましょう。
同じ煽り文句でお腹いっぱい?
【不動産一括査定】
知られざる真実とは

こんな言い回しよく見ませんか?
✔︎不動産の査定は1社だけで済ますのはNG
✔︎複数社に査定しないと数百万円も損する可能性が・・・
最近、
不動産一括査定サービス
を利用する人が増えています。
理由としては、
このように
一括査定サービスは
人気で良いサービスなのですが、
注意点もあるのでチェック!
「釣り査定」には注意

・釣り査定とは、とりあえず高い査定額を出して仲介を取ろうとすること。

アドバイザー
高い査定額に根拠があればいいですが、なければ「釣り査定」で売却を任せてほしいがためのウソになります。
実際に、首都圏中古戸建ての売出価格と成約価格の差は、おおよその平均として、約2割ダウンして成約しているんです。
【結論】
高い査定額がいい査定額ではない
正確な査定額が重要
査定額が他と比較して著しく高い場合は、しっかりとした根拠があるのか聞いてみることが大事
正直、不動産査定サービスごとの
差はそこまでありません。

アドバイザー
もし迷うのであれば、利用者数や提携不動産会社数が多く、上場企業が運営している「イエウール」がおすすめです。
査定額に納得いかなれければ、
当然売る必要はありません。

またイエウールであれば、
悪徳業者は排除するサービスもあるので、
安心して利用できます。

離婚は、
人生の大きな転換点です。
大きな一歩を後悔のないものにするために、
「お金と持ち家」の問題をクリアにする
適切な準備が不可欠です。
やるべきことをやらず、
損して後悔しないようにしましょう。
\60秒で終わる/
まずは家の価値を調べてみる
