「財産分与の調停が複雑そうで不安」
「調停の流れや気をつけることは?」
こんな悩み抱えていませんか?

アドバイザー
ご安心ください。調停を正しく理解し、適切な準備をすれば、あなたの財産を守り、納得のいく形で離婚を成立させることは十分に可能です。
当記事では、
調停の流れだけでなく、
損して後悔しないための注意点も
分かりやすく解説。
ぜひ最後まで読んでみてください。
財産分与
調停の流れ

調停は、
裁判所で話し合いを行い、
合意による解決を目指す手続のこと。

アドバイザー
財産分与は離婚後に請求できるものですが、離婚前に離婚を条件として求めることもできます。
➡︎離婚前に財産分与を求める場合
・離婚調停を申し立て、その中で財産分与についても話し合うことになる
➡︎離婚後
・財産分与の調停を申し立て、財産分与についてのみ話し合いをすることになる
- STEP1財産分与の調停の申立て
- STEP2初回期日
- STEP3第2回目~数回の調停期日
- STEP4調停の終了
【STEP1】
財産分与の調停の申立て

調停は、
✅相手方の住所地を管轄する家庭裁判所
✅当事者間で合意した家庭裁判所
のどちらかに申立てをします。
- 申立書:家庭裁判所のウェブサイトから書式をダウンロードできます。
- 夫婦の戸籍謄本
- 財産に関する資料:預貯金通帳のコピー、不動産登記簿謄本、固定資産評価証明書、車の車検証、保険証券、源泉徴収票、退職金規程など。

アドバイザー
財産に関する資料は、調停であなたの主張を裏付ける重要な証拠となります。特に持ち家がある場合は、その評価額を示す資料(不動産査定書など)が非常に有効です。
【STEP2】
初回期日

裁判所から通知された期日に、
家庭裁判所に出頭します。
調停は、原則として夫婦が顔を合わせないように、別々の待合室で待機し、交互に調停室に入って調停委員と話し合います。
あなたの主張や希望を調停委員に具体的に伝えましょう。
財産分与の対象と評価額の特定
預貯金など金額が明確なもの以外は、
客観的な資料(査定書など)に基づいて
評価額を提示する事が重要。
財産をリストアップして、対象となる財産を把握
対象となる財産について金額(評価額・時価)を調査
プラスの財産からマイナスの財産を差し引いた金額を確認
分与割合・分与方法を決める

アドバイザー
特に持ち家は、その評価額が財産分与の総額を大きく左右します。 調停を有利に進めるためには、事前に正確な査定額を把握し、調停委員に提示することが非常に有効です。
分け方は、一般的には2分の1(折半)。
持ち家の評価額を知る
注意すべき2つのポイント

家の価値を知るにあたって、
評価額で後悔しないための注意点は2つ。
✅家の価値は相手任せにしない

✅査定は複数社に依頼する

上記2つを注意することで、
持ち家の最高査定額を知ることが可能・・・
もし、複数社に査定依頼する時間がない方
又は面倒な方は、

アドバイザー
不動産一括査定サイトを使えば、自宅にいながらスマホで約60秒の入力をするだけで、複数社から一括査定を無料でしてくれるので便利です。
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【STEP3】
第2回目〜数回の調停期日

1回の調停の所要時間は約2時間。
その時間内に話し合いがまとまらなければ、
2回目、3回目と合意がまとまるまで続きます。
調停期日の回数の平均目安は、3回~5回程度。次の期日は、通常であれば約1か月後。場合によっては、2か月後の可能性もあり。

アドバイザー
申立てをしてから終了するまで、少なくとも半年くらいはかかると見ておいた方がよいでしょう。
【STEP4】
調停の終了

話し合いの結果、
合意がまとまれば調停は成立して終了
その場合、
裁判所によって合意内容をまとめて記載した
「調停調書」という書類が作成されます。
調停調書は、確定判決と同じ法的効力を持つため、養育費や代償金の不払いがあった場合に、強制執行が可能。

アドバイザー
調停が不成立に終わった場合、自動的に「審判」に移行し、裁判官が判断を下すことになります。審判の結果に不服があれば、「訴訟(裁判)」を提起することも可能です。
【最後に】
正確な情報と準備が
財産分与調停の成功を左右します

財産分与の調停は、
精神的にも負担の大きい手続きです。
曖昧な情報や相手の言い分だけで進めないことが大切。
特に、夫婦の共有財産である
「持ち家」の評価は、
調停の結果を大きく左右します。
しっかり事前準備をする事で、
財産分与調停の不安を少しでも解消し、
明るい未来への確かな一歩を踏み出しましょう。
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