
親名義の不動産を相続するには、兄弟で持分半分ずつ持つのが平等だよな。

一つの家に、共同名義で持つのって不都合ないの?

相続について「親の不動産」を兄弟でどのようにすればいいか悩みますよね。
平等を理由に、安易に共同名義を選択すると後で後悔するかもしれません。
当記事では、相続による共同名義の不動産について知っておかないと後悔することをシェアしていきます。
兄弟で不動産を共有するリスクとは?


「親名義の不動産」を兄弟で相続するケースは非常に多いです。
そこで、まずは共有で所有することのリスクを知っておかなければなりません。
- 独断で勝手に売却・改築・リフォームできない
- 費用負担の問題
- 立ち退きを要求できない
- 自分の子孫にも関わってくる
独断で勝手に売却・改築・リフォームできない

不動産を全て売却するには、共有者全員の合意が必要です。
また改築やリフォームなどの不動産の形を変える「変更行為」や抵当権設定である「処分行為」も同じく共有者全員の合意が必要です。
✔︎共有者の1人でも反対すれば売却・改築・リフォームできない
費用負担の問題

不動産を所有しているだけで固定資産税の税金がかかります。この固定資産税の納付書は毎年共有者1人に送られてきます。
共有であれば、持分の割合に応じて費用負担を分ける理由にはなりますが、それをするのは共有者達だけでやらなければいけません。
✔︎お金の管理を共有者と協力する必要あり
立ち退きを要求できない

共有者である限り、不動産を「使用する権利」が認められています。
極端に言えば、お互いの決め事でどちらが住むとなっても、それは口約束レベルであり、実際には共有者が勝手に家に住んでても出て行けとは言えないません。

気持ち的に嫌だなー。揉めたときにややこしくなりそう。
自分の子孫にも関わってくる

共有不動産の問題は、相続が繰り返されて、共有者がどんどん増えていくことです。
元々、関係性が近い同士だったものが、自分の子供、そのまた子供となってくると共有者同士は全く面識のない人達になる可能性が高いです。

実際問題、昔の土地なんかまさにこれです。1つの不動産に共有者が多く、しかも連絡取れない人もおり、全員の許可がないと売ることもできなくなります。

自分達の世代だけじゃなく、次の世代のことも考えて行動していかないといけないんな。
まだ間に合う?相続登記前?

もしまだ親が在命である場合や、これから相続についての話し合いをするのであれば、下記方法で共有名義にしないという選択ができます。
- 遺産分割協議をする
- 相続放棄をする
- 相続前に遺言書を作成してもらう
遺産分割協議で決める

遺産分割協議とは、相続が開始した時に、相続人で遺産をどうするか話し合うことです。
分配の仕方は、
・現物分割 ➡︎ 現物のまま分配
・価格賠償 ➡︎ 金銭で分配
・換価分割 ➡︎ 現物をお金に変えて分配
があります。
共有名義にしない方法としては、
不動産を売ってお金に変えるのがベスト

親が残してくれた家は売りたくなんだよな。
相続放棄をする
相続人を辞めることになり、遺産全てを放棄する方法です。

現実的ではないかなー。
相続前に遺言書を作成してもらう
兄弟間の話し合いが難しそうであれば、相続が発生する前に、親に「遺言書」を作ってもらい、共有不動産にしない形で、遺産の分配を決めてもらう方法もあります。
そもそも兄弟間でやり取りできない場合


兄との関係が良くありません。
話し合いできればいいですが、あまりやり取りしたくないのが正直な気持ちです。
共有名義の問題は、人の問題と言っても過言ではないです。

身内だけで解決するのには、もう限界かもしれません。
そんな時は、中立である第三者に入ってもらって協議することをお勧めします。
そのための方法が、
買取業者に自分の持分のみを売却する
です。
買取業者に自分の持分のみを売却

そもそも共有物件の売却は、全共有者の同意が必要であるため、
意見の不一致や連絡が取れない共有者がいる場合、売却は非常に困難になります。
加えて、共有者間のトラブルや法的手続きの複雑さが売却をさらに難しくしています。
ここで大事なのは、
共有物件の売却は全共有者の同意が必要ですが、
自分の持分のみの売却は、他の共有者の同意が要らず、可能です。
結果、
共有持分は他の共有者に知られずに売却が可能
です。
兄弟などと共有している不動産は、共有者全員の同意がなくても
「自身が所有している持分」のみであれば売却することが可能です。
共有持分の価値を知っておこう

今後、兄弟と話し合いができるかどうかもよりますが、
どちらにせよまずは、

ご自身の持分割合に対する価値を知っておく必要があります。
今後どうなるか分からないからこそ、
最悪のケースも想定して、選択肢に入れておくことは大切です。
まずは自分の持っている持分割合の不動産価値を知ることから始めてみてはいかがでしょうか。
今の時代、ネット上で対面なしの無料査定を実施している業者も多いです。
悩んだら共有持分の買取に特化した業者「ワケガイ」がおすすめ

では実際に数多くある買取業者からどこの業者を選んでたらいいのでしょうか。
誰もが悩みますよね。
そこでおすすめなのが
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です。
まさに初めて利用を考えている方におすすめできるサービスです。
【ワケガイ】の概要
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おすすめ「ワケガイ」の利用方法

公式サイトへ移動したら、
・郵便番号
・査定物件の住所
を入力します。

次に下記画面に移行しますが、
こちらは先ほど入力した情報が反映されますので、
「種別」のみを既存の選択肢から選んでください。

「お客様情報」には、査定結果をお伝えするための
連絡手段として必要です。

以上です。
口コミ
※口コミ引用元:ワケガイ公式サイト

兄弟姉妹4名の共有の土地に長男家族が家を建てて所有している状態で残りの共有者が土地を使用できず固定資産税だけ支払っている状況に頭をかかえており、相談させて頂きました。
共有者3名より持分を買取って頂き、残りの長男とも話し合いの中で共有持分の整理をしていただき、解決し、大変感謝しております

母親名義の不動産。母親が亡くなった後も相続登記がされず、空き家となっていました。
相続⼈として3人の兄弟がおり、不動産をどうするか何度か話し合いをしましたが、売りたい⼈、そのまま残したい⼈で意⾒が折り合わず解決は難しい状況でした。
そこで、自分の分だけの売却の相談をし、法定相続分での相続登記の後、持分3分の1を買い取っって頂きました。私達だけではもうどうしようもありませんでしたので、解決してもらえてよかったです。

父が早くに離婚し、再婚相手の義理の母親とも疎遠の状況で父が急死し、住んでいたマンションを2人で相続することに。
司法書士を通じて一時期は共同売却の手続きをしたのですが、突如音信不通になり、関係性が悪化し、相談させて頂きました。
娘と義理の母との間に入って頂き、共有状態を円満に解消してもらえました。
プロの方が間に入って頂き、本当に感謝しております。
よくある質問について
- Q査定だけでも良いのでしょうか?
- A
大丈夫です。無料で査定と買取金額のご提示をさせて頂きます。
また、価格や条件が折り合わず買取りに至らなかった場合も、費用は一切頂きません。
- Q出来るだけ早く売却したいのですが、買取までに何日かかりますか?
- A
ご相談頂いてから、3営業日以内に査定金額を提示させて頂きます。
査定金額に納得頂けましたら、最短で翌営業日に買取完了となります。
- Q共有者に知られずに売ることはできますか?
- A
可能です。
ご自身が所有する持分のみの売買であれば、他の共有者の同意も必要ありませんし、お客様が直接お伝えしなければ共有者様に売買が知られることはありません。
- Q共有者が住んでますが、そのまま売却することはできますか?
- A
居住者や賃貸の入居者がいる状態でも、お客様の持分のみをお買取させていただくことは可能です。
- Q共有者が行方不明の不動産でも売却することはできますか?
- A
可能です。
共有者が行方不明でも、お買取させていただけます。
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