離婚前に、やるべき事って？
ズバリ、
アドバイザー
1番揉める原因の一つ財産分与であるお金の問題をクリアにすることが大事です。
特に「持ち家の財産分与」で知らないと、
数百万円単位で損する可能性も・・・
後で後悔しないために
ぜひチェックしてみて下さい
知ってましたか？
【持ち家の財産分与】
住むだけじゃない
財産分与で
最も金額が大きいのが「持ち家」。
たとえ
一方の名義であっても
持ち家は財産分与の対象
アドバイザー
ローンを払っている払っていないは、関係ありません
❌婚姻中に片方が親から相続した不動産
❌離婚前だが別居後に取得した不動産
❌結婚する以前から所有していた不動産
具体的にどうやって分けるの？
原則は、夫婦半分ずつで平等に。
アドバイザー
多くは、持ち家を売却し、売った利益があれば半分ずつ分けます。
売却はしない
住み続ける場合は？
住み続ける場合のパターンは、
下記２つです。
①妻（ローン名義人ではない）が住み続ける場合
②夫（ローン名義人）が住み続ける場合
①妻（ローン名義人ではない）が住み続ける場合
ローンの名義人は夫のみ
ローンの支払いだけ
を約束して一緒に住まない
⬇︎⬇︎⬇︎
銀行の規約違反の可能性あり
最悪のケース、
残ったローン額の一括返済
を求められる可能性あり。
トラブルにならないためにも
一度、金融機関に確認を。
②夫（ローン名義人）が住み続ける場合【最重要】
持ち家の名義は、
夫のみのケースが多い
住宅ローンが残っていて、支払いもあるんだから、私が貰える財産分与もないよね・・・
こんな風に思っていませんか？
実は、
住宅ローンが残っていても、
持ち家が財産分与の可能性あり
かもしれません。
今、不動産価格が高騰中。
買った価格より売った価格の方が大きい？
実は今、ここ１０年間でみても
不動産の価値は年々、
上昇傾向です。
２０１０年と比べて1.5倍以上の差があります。
アドバイザー
つまり、「住宅ローン残高」を上回る「持ち家の価値」がある可能性が高いです。中古で価格が下がっていると決めつけるのは昔の話なんです。
「家の価値」が「住宅ローン残高」より
上回っている場合は、
上回った金額分の半分が
財産分与の対象！
家を売らない場合でも、相手が住み続けていれば、上回った金額分を財産分与として貰える権利あり
【やらなきゃ損】
「持ち家の財産分与」の確認を
手順は、下記４つです。
「住宅ローン残高」の確認
➡︎金融機関から送られてくる「残高証明書」や、電話で問い合わせなどで確認。
「家の価値」の確認
➡︎時価が変動する財産は、離婚又は別居時のタイミングでの価値が、財産分与の基準。
「家の価値」ー「住宅ローン残高」＝？
➡︎「家の価値」が「住宅ローン残高」より上回っている（アンダーローン）
➡︎「家の価値」が「住宅ローン残高」より下回っている（オーバーローン）
アドバイザー
もし、オーバーローンであれば、持ち家の財産分与はありませんので注意が必要です。
離婚協議書に書く
➡︎「言った言わない」の口頭約束ではなく書面に残しましょう。受け取り方は、一括が難しければ、毎月少しずつでも分割でも。
持ち家（住所：〇〇、）は、その評価額を〇〇円と定め、甲が取得するものとし、甲は乙に対し、財産分与の代償金として〇〇円を、〇〇年〇月〇日限り、乙の指定する口座に振り込む方法により支払う。
持ち家の査定で後悔しない
【不動産一括査定】
知られざる真実とは
こんな言い回しよく見ませんか？
✔︎不動産の査定は1社だけで済ますのはNG
✔︎複数社に査定しないと数百万円も損する可能性が・・・
最近、
不動産一括査定サービス
を利用する人が増えています。
理由としては、
アドバイザー
スマホ１つで手軽に、複数の不動産会社から査定結果を受け取ることができて、どの不動産会社に依頼したらいいか比較検討できる事です。
お伝えしたいのは、
よく利用されるいいサービスだからこそ、
知っておくべき注意点があるんです！
失敗しないために
知っておくべき３つの事
なぜ無料で利用できる？
・利用者は会員登録しなくても無料で利用可能。
➡︎その理由は、提携している不動産会社がサイト運営元に対して料金を支払っているからです。
不動産会社にしてみれば、無料査定に対応しても、お金が出ていくだけ
ｱﾄﾞﾊﾞｲｻﾞｰ
つまり、不動産会社は支払ったお金を取り返すために、利用者に必死にアプローチします。これが行き過ぎると、「釣り査定」という問題を引き起こす原因にも？
（最重要）
「釣り査定」に注意
・釣り査定とは、とりあえず高い査定額を出して仲介を取ろうとすること。
利用者からすれば、少しでも高く売りたいと考えるのが一般的。そのため不動産会社を選ぶ際に、査定額の高い会社を選ぶことも多いため、注意が必要です。
ｱﾄﾞﾊﾞｲｻﾞｰ
高い査定額に根拠があればいいですが、なければ「釣り査定」で売却を任せてほしいがためのウソになります。
査定額と現実は２割も違う？
・下記図は、首都圏中古戸建ての売出価格と成約価格の差を表したもの。
おおよその平均として、約２割ダウンして成約していることがわかります。
ｱﾄﾞﾊﾞｲｻﾞｰ
いかに査定額が現実より高めに設定されているかを表しています。
【結論】
高い査定額がいい査定額ではない
正確な査定額が重要
「釣り査定」に惑わされないために、
対策としては、
✅査定価格の根拠を提示してもらう
✅複数社の査定額を比較（平均値を知る）
✅自分でも把握（チラシ、他サイトも利用）
が大事。
他社の査定や相場と比べて、査定額が高い場合はその理由を聞いてみましょう。理由が曖昧な場合や、明確な回答がない場合はあまり信用し過ぎないことが大切。
正直、不動産査定サービスごとの
差はそこまでありません。
アドバイザー
もし迷うのであれば、利用者数や提携不動産会社数が多く、上場企業が運営している「イエウール」がおすすめです。
離婚は、
人生の大きな転換点です。
大きな一歩を後悔のないものにするために、
「お金と持ち家」の問題をクリアにする
適切な準備が不可欠です。
離婚前に
少しの手間をやるかやらないか
で大きな差が・・・
離婚後では遅いです。
後で後悔しないようにしましょう。
＼６０秒で終わる／
まずは家の価値を調べてみる