妊娠で保険って必要？知らないと思わぬ費用負担で後悔も・・・

妊娠に伴う保険って何か入ったほうがいいのかな？

妊娠・出産は、女性にとって入院や手術、お金など不安がつきないですよね。

当記事では、そんな不安に関わる保険の必要性について解説していきます。

「妊娠〜出産」かかる費用は？

そもそも妊娠から出産までどれくらいの費用がかかるんでしょうか。

出産費用の平均は452,288円です。
※「厚生労働省」令和２年度調べ

出産した医療機関の規模によっては若干の差があります。

病院	診療所	助産所
51万1,652円	50万1,408円	46万4,943円

※個室利用時にかかる「ベット代」などの費用は別途必要。

正常分娩では、公的医療保険が適用されず出産費用の実費が請求されます。

保険は使えませんが、令和5年4月より、

✔︎出産一時金が42万円から50万円に引き上げられた

ので、実質出産費用はかかってないことになります。

出産育児一時金とは？

出産や妊娠にかかる費用を補てんするために、出産後に健康保険から世帯主に子1人当たり50万円の一時金が支払われる制度。

それでは保険は必要ないのでしょうか。

正常分娩は結果論です。

妊娠する前、妊娠中の段階で、正常分娩になるかどうかは分かりません。

それでは正常分娩ではなく、異常分娩だった場合どうなるのでしょうか？

異常分娩（帝王切開など)の場合は？

帝王切開などの異常分娩の場合は、

✔︎公的保険制度の適用となり自己負担額は3割

公的医療保険制度とは？

病気やケガで医療機関を受診した際にかかる医療費の一部を負担してくれる制度

妊娠や出産（正常分娩）は、病気ではないため公的保険制度の適用外ですが、異常分娩の場合には保険が適用されます。

異様分娩の種類は１例です。

・重度のつわり
・流産
・帝王切開
・切迫早産
etc

異常分娩は、公的保険制度で負担額が3割になりますが、それでも自己負担額が高くなる可能性があります。

１例として、

異常分娩の費用は約50万円で、自己負担3割だと約15万円の出費が必要になります。

結局、保険には入ったほうがいいの？

前述のように、自己負担３割分の支払いに余裕があれば問題ありません。

ですが、異常分娩による入院が長引いたりで実費がどれだけ大きくなるかは予測できません。

その予測できない出費の不安を解消してくれるのが、医療保険の役割です。

そもそも妊娠をした後では、加入できる医療保険が限られてしまいます。もし保険に加入できたとしてもいざ給付請求しようとした時に、給付金が受け取れない可能性が高いです。
※保険会社によっては「妊娠27週目まで」は加入可
つまり、妊娠・出産に関わる保険は、妊娠前に加入検討することをおすすめします。

何が起こるか分からない不安があるからこそ「お守り代わりの医療保険」として加入される方も多いです。